失敗知らずのアイライン

26 Mar,2021 #HOW TO #MAKE UP

メイクアップアーティストとして美と向き合い続けてきた濱田マサルの観点で「きれいのためのエッセンス」をお届けする月に1度のビューティーコラム。



Essence.2

「失敗知らずのアイライン」



今回はアイラインのお話をさせていただきます。アイラインは目元を美しく引き立ててくれる心強いアイテムです。とくにマスクをしているときは自然と目元が目立つので、きちんと丁寧にアイラインを引くだけで洗練感が宿るはず。



毎日のメイクにぜひとり入れてほしいけれど、「いつもラインがガタガタに…」「上手く描けないので引かなくなった」など、意外と苦手意識を持っている方も多いようです。そこで、今回は大人の女性に欠かせないアイラインを上手に引くコツをご紹介していきますね。



お顔の印象を引きしめてくれるアイライン

目尻にすっと数ミリ、ラインを足すと目元に奥行が生まれ、目の形が美しく見えます。とくに、年齢を重ねるとまぶたがたるんで惚れぼったく見えてしまいがち。そのため、目元のキワに細く自然なハネ上げラインを足すだけでまぶたがきゅっと引き上がり、お顔の印象がすっきり見えるのです。



コシのあるブラシでスムーズに描けるリキッドライナー

「アイラインは苦手……」という方は、ほどよくコシのあるブラシで、細いラインがなめらかに引けるリキッドライナーを選びましょう。にじみが心配な場合は、速乾性に優れ、水や汗、皮脂にも強いタイプがおすすめです。それでもラインがにじみがちなときは、プレストまたはルーセントパウダーでまぶたをおさえ、油分をオフしておくとにじみにくくなりますよ。




描き始める前にアイラインのブラシの先にも意識を向けてみてくださいね。先がボサボサになっていませんか? ブラシの毛が絡まった状態で美しくラインを引くのは至難の業。美しいメイクは、美しい道具から。道具を雑に扱うと、仕上がりも雑になってしまうので気をつけましょうね。



テーブルに肘をつき固定して描く

実際にラインを引くときは、テーブルに肘を立てて、しっかり固定します。これが案外大事なポイント。洗面台などの前で立ったままメイクする方も多いようですが、腕が不安定になりラインもブレてしまいます。肘を固定すると頭も安定し、ラインが引きやすくなるのでぜひ意識してみてください。


鏡を目線よりも下に置き、正面を見たまま目尻のラインを引きたい方向にまぶたを軽くひっぱるように押さえます。

ハネ上げたいときは上に



横長にしたいときは横に



下であれば下へ



筆先が進んでいく方向にたるみがないように皮膚を固定するイメージです。まぶたを押えたら、目尻の外側7mmを目安にスッとラインを引きます。
次に目頭に向かって、筆先をゆっくり動かしながらキワに沿って滑らせていきましょう。


このとき意識すべきは、目を開けた状態です。奥二重のようにまぶたでラインが隠れてしまう部分は描かなくてOKです。一重の場合は、目尻だけに足してみましょう。

これを機会に、アイラインの腕を磨いてみてくださいね。コツコツ練習を重ねれば、だんだん美しいラインが描けるようになります。丁寧なアイラインでまとう雰囲気もアップデートされますよ。


TEXT : CHIE SAKUMA