やりすぎくらいがちょうどいい!新マスクバランス

11 Jun,2021 #私らしく輝くために #HOW TO #MAKE UP

メイクアップアーティストとして美と向き合い続けてきた濱田マサルの観点で「きれいのためのエッセンス」をお届けする月に1度のビューティーコラム。



Essence.5




マスクを着けているときと着けていないとき、
どちらの自分に自信がありますか?

人前でマスクを着けて過ごすことがスタンダードとなり、
“マスク美人”と“マスク不美人”の2極化が
ひそかに進んでいるような気がします。


マスクを着けることで若々しく見える方と、
残念ながら老けて見られてしまう方がいるよう。

今回は、皆さんが“マスク美人”になれるポイントを伝授しますね。








マスク時は、口もとや頬など血色が感じられる部分が隠れてしまうので、眉に血色感を与えるのがポイント。いつものように眉を描いたら、仕上げにアイブロウマスカラをプラスしましょう。血色感を出すには、赤みのある“チェリーブラウン”がおすすめ。髪色や肌色を選ばず、マスクのときでも顔の印象を明るく見せてくれますよ。



毛流れに沿って、眉全体を軽くとかすように塗布します。しっかり発色させたいときは、毛流れに逆らって塗布して、最後に毛流れに沿って眉毛を整えてみてください。

ナチュラルで立体感、垢抜け感のある仕上がりが叶うアイブロウマスカラ。ブローブロウマスカラ CHBR / blanche etoile



大人の女性は “キラキラ”と“ツヤツヤ”不足になりがち。とくに目のまわりにツヤがない状態でマスクをしていると寂しく見えてしまいます。とはいえ、欲しいのは、オイルのツヤ感ではなく、微細なパールやラメから生まれる上品なきらめき。“メイクが濃く見えそう”“ギャルっぽくなりそう”と敬遠しがちな方もいるけれど、品よく明るさを与えてくれるハイライトがあればOKです。



目の横のCゾーンや目頭、まぶたにハイライトを入れると、くすみやクマを飛ばして明るい印象に。

ヒアルロン酸やコラーゲンを配合し、塗るとハリ感を演出する「ジェルアイシャドウ」(7月発売)もおすすめ。どちらも上品なラメ感があり、フェイスカラーとしてもマルチに活躍します。まぶたや頬などきらめきがほしいところに塗りましょう。


ジャスミンエキス入りの「ジャスミンクリスタル」は透明感がほしいときに、やさしさをたたえる「ローズクリスタル」はあたたかみがほしいときに活躍します。ジュレアムール ローズクリスタル・ジャスミンクリスタル (7月発売予定) / blanche etoile




マスクをしながら前髪を下ろしていると、ほとんど顔が見えません。おでこを見せて、すっきりした印象を与えましょう。“おでこが広くて抵抗が……”と不安な方も、マスクのときはかえってバランスよく見えるのでどんどんトライしてみてください。おでこを見せることで、開運アップですよ♪



前髪を好みのパートで分けて、毛束をふんわりゆるくねじり、ピンで留めます。このとき、地肌が見えないようにするとニュアンスのある仕上がりに。
顔まわりはヘアワックスやクリームなどでおくれ毛が落ちてこないようにしましょう。ルーズなヘアアレンジのときは、疲れて見えずに清潔感が高まります。

梅雨時期はどんよりした空の下で、気分も顔色も沈みがち。マスクをしていると余計に顔が暗く見えてしまいます。3つの“美人顔”ポイントを意識して、晴れやかに過ごしてくださいね。



調湿性・防臭性に優れるシルク素材特有のさらさらとした触感で、汗ばむ季節のマスク生活も快適に。薄手ながら99.9%UVカットの高機能で、息苦しさも紫外線ダメージも回避できる優れものです。顔色を明るく見せるビタミンカラーもおすすめ。シルクケアマスク(薄手タイプ6月25日発売予定) / 濱田商店


TEXT : CHIE SAKUMA